ゆうちょダイレクトを使おうとして、「ログインが面倒」「認証アプリがよく分からない」「送金までの手順が長い」と感じたことはありませんか。
便利そうだと思って始めたのに、いざ使うと確認や入力が多くて、ATMに行ったほうが早いと感じる人もいるでしょう。
ただ、ゆうちょダイレクトの面倒さには理由があります。
お金を守るための本人確認や不正送金対策があるため、買い物アプリのように簡単には進められません。
とはいえ、設定や使い分けを知っておけば、毎回の手間はかなり減らせます。
この記事でわかること
・ゆうちょダイレクトがめんどくさいと感じる理由
・ログインや認証の手間を減らす具体的な方法
・ゆうちょ認証アプリや通帳アプリとの使い分け
・ATMや窓口を使ったほうがよいケース
・自分がゆうちょダイレクトを使うべきかの判断基準
「苦手だから使えない」と決めつける必要はありません。自分に合う範囲だけ取り入れて、ムリなく便利に使っていきましょう。
ゆうちょダイレクトがめんどくさいと感じる主な理由
ゆうちょダイレクトは、自宅で残高確認や送金ができる便利なサービスです。
ただ、実際に使おうとすると「ログインだけで手間がかかる」「認証アプリって何?」「送金までの流れが長い」と感じる人も少なくありません。
特に久しぶりに使う人ほど、お客さま番号・ログインパスワード・ワンタイムパスワード・認証アプリなど、似たような言葉が続いて混乱しがちです。
まずは、なぜ面倒に感じるのかを整理していきましょう。
ログイン時にお客さま番号やパスワード入力が必要になる
ゆうちょダイレクトがめんどくさいと感じる大きな理由は、ログイン時の入力項目が多く感じられることです。
普段使う買い物アプリやSNSなら、スマホに保存されたIDや生体認証で開けることが多いですよね。
一方で、ゆうちょダイレクトでは「お客さま番号」や「ログインパスワード」が必要になります。
さらに、2026年5月6日以降に新規申し込み・再申し込みをした契約では、メールで届くワンタイムパスワードを使った2段階認証が初期設定で有効になっています。
これは不正ログインを防ぐための仕組みですが、利用者側から見ると「メールを開く」「数字を確認する」「画面に戻って入力する」という手間が増えます。
特にスマホ1台で操作している場合、アプリとメールを行き来するだけで面倒に感じやすいでしょう。
たとえば、振込をしたいだけなのに、次のような流れになると負担に感じます。
| 操作 | 面倒に感じるポイント |
|---|---|
| お客さま番号を入力 | 桁数が多く、覚えにくい |
| パスワードを入力 | 間違えるとロックが不安 |
| メールを確認 | 画面移動が必要 |
| ワンタイムパスワードを入力 | 有効時間内に戻る必要がある |
つまり、ゆうちょダイレクトが悪いというより、銀行サービス特有の安全確認が多いことが「めんどくさい」という印象につながっています。
ゆうちょ認証アプリとの連携がわかりにくい
ゆうちょダイレクトでは、ゆうちょ認証アプリを使うことでログインや送金時の認証を行えます。
しかし、この「別アプリを使う」という仕組み自体が、慣れていない人には分かりにくいポイントです。
たとえば、ゆうちょダイレクトにログインしたいのに、途中でゆうちょ認証アプリを開く必要があると、「今どのアプリで何をしているのか」が見えにくくなります。
スマホ操作に慣れている人でも、銀行系の認証画面は慎重になりますし、間違えたら送金できなくなるのではと不安になりやすいものです。
ただし、公式情報では、ゆうちょ認証アプリでログインする場合、メールワンタイムパスワードによるログイン時の2段階認証は行われないケースがあります。
つまり、設定が整っていれば、毎回メールを確認する手間を減らせる可能性があります。
とはいえ、初期設定の段階では次のような疑問が出やすいです。
・ゆうちょダイレクトとゆうちょ認証アプリは何が違うのか
・認証アプリを消したらログインできなくなるのか
・機種変更したら再設定が必要なのか
・送金のたびに認証アプリを開くのか
このように「便利にするためのアプリ」が、最初は逆にハードルになってしまいます。
特に家計管理や学校関係の振込など、急ぎで使いたい場面では、設定の意味を調べる時間すら負担になりやすいでしょう。
送金時の認証手続きが多く感じる
残高確認だけならまだ使えるけれど、送金になると急に面倒に感じる人も多いです。理由は、送金が不正利用のリスクが高い取引だからです。
銀行側としては、本人以外が勝手にお金を動かせないよう、ログイン時よりも慎重な確認を行う必要があります。
そのため、送金先の入力、金額の確認、認証、最終確認といった手順が重なります。
特にややこしいのは、「ログインできること」と「送金できること」が必ずしも同じではない点です。
公式FAQでは、トークンによる認証は利用できず、登録済みのゆうちょ通帳アプリまたはゆうちょ認証アプリを利用して送金するよう案内されています。
以前の感覚で「トークンがあれば大丈夫」と思っている人ほど、現在の流れに戸惑いやすくなります。
送金時に面倒に感じる場面を整理すると、次のようになります。
| 場面 | よくある不満 |
|---|---|
| 振込先入力 | 支店名や口座番号の確認が手間 |
| 金額入力 | 間違いが怖く何度も確認する |
| 認証操作 | アプリ移動や承認が面倒 |
| 送金限度額 | 上限に引っかかると再設定が必要 |
一方で、この面倒さは「お金を守るための手間」でもあります。
面倒だから全部なくす、というより、よく使う振込先を登録する、認証アプリの設定を済ませるなど、繰り返し作業を減らす方向で考えると負担を下げやすくなります。
トークン・認証アプリ・ワンタイムパスワードの違いがややこしい
ゆうちょダイレクトで混乱しやすいのが、認証方法の名前です。
「トークン」「ゆうちょ認証アプリ」「メールワンタイムパスワード」「ゆうちょ通帳アプリ」などが出てくるため、どれを使えばよいのか分からなくなります。
しかも、昔からゆうちょダイレクトを使っている人と、最近申し込んだ人では、初期設定や使い方が違う場合があります。
これが「調べても自分に当てはまる説明が見つからない」というストレスにつながります。
ざっくり整理すると、次のように考えると分かりやすいです。
| 名称 | 役割のイメージ |
|---|---|
| ゆうちょダイレクト | ネットで残高確認や送金をする本体サービス |
| ゆうちょ認証アプリ | 本人確認や取引承認に使うアプリ |
| メールワンタイムパスワード | ログイン時などにメールで届く一時的な数字 |
| トークン | 以前使われていた認証手段の一つ |
さらに、2026年5月18日のゆうちょ通帳アプリのアップデートでは、取引時の認証機能が追加され、設定すると送金などをゆうちょ通帳アプリだけで手続きできるようになったと案内されています。
つまり、ゆうちょ側も「認証の手間を減らす方向」に改善を進めています。
ただ、利用者からすれば、便利になる前にまず設定を理解しなければなりません。
ここでつまずくと、「結局ATMのほうが早い」と感じてしまうのは自然です。
まずは全部を完璧に覚えるのではなく、自分が使う機能が「残高確認だけ」なのか「送金まで必要」なのかを分けて考えると、必要な設定が見えやすくなります。
ゆうちょダイレクトをラクに使うための設定と見直しポイント
ゆうちょダイレクトは、初期設定や認証方法を整えるまでが少し大変です。
けれど、一度よく使う形に合わせておくと、毎回の入力や確認の手間をかなり減らせます。ポイントは「全部の機能を完璧に使いこなそう」としないことです。残高確認が中心なのか、送金もよく使うのかで必要な設定は変わります。
ここでは、めんどくささを減らすために見直したい具体的なポイントを整理します。
ゆうちょ認証アプリを使うとログインと送金がスムーズになる
ゆうちょダイレクトを少しでもラクに使いたいなら、まず確認したいのが「ゆうちょ認証アプリ」の設定です。ゆうちょ認証アプリは、ゆうちょダイレクトのログインや送金時に、本人確認を行うためのアプリです。メールでワンタイムパスワードを受け取り、数字を見て、またログイン画面に戻るという流れが苦手な人にとっては、認証アプリを使うことで操作の見通しが立てやすくなります。
特にスマホで利用する場合、メールアプリとブラウザを何度も行き来するより、認証アプリで確認するほうがスムーズに感じる人は多いでしょう。公式FAQでも、ゆうちょ認証アプリでログインする場合は、メールワンタイムパスワードによるログイン時の2段階認証が行われないケースがあると案内されています。つまり、設定が合っていれば「メール確認が毎回面倒」という悩みを減らせる可能性があります。
ただし、ゆうちょ認証アプリは最初の登録が重要です。
スマホを機種変更した場合や、アプリを削除した場合は、再登録が必要になることがあります。
だからこそ、次の3点はメモしておくと安心です。
・登録したスマホの機種
・ゆうちょダイレクトのお客さま番号
・登録メールアドレス
「なんとなく設定する」のではなく、後から自分が困らないように控えを残しておく。
このひと手間が、将来のめんどくささを防いでくれます。
生体認証や6桁パスコードを設定して入力の手間を減らす
毎回パスワードを入力するのが面倒な人は、生体認証や6桁パスコードの設定を確認しましょう。スマホによっては、指紋認証や顔認証を使うことで、入力の負担を減らせます。
銀行系サービスでは安全性が重視されるため、すべての操作をワンタップにすることはできません。
それでも、ログインや認証のたびに長いパスワードを入力するより、かなり気持ちがラクになります。
たとえば、次のような人は生体認証の設定を優先する価値があります。
| 利用タイプ | おすすめの見直し |
|---|---|
| 月に数回ログインする | 生体認証を設定する |
| 送金をよく使う | 認証アプリと組み合わせる |
| パスワード忘れが不安 | 6桁パスコードも確認する |
| 家族にスマホを触られる | 端末ロックも強化する |
ここで大切なのは、便利さだけを優先しすぎないことです。
スマホ本体のロックが甘いままだと、認証アプリを入れていても不安が残ります。
画面ロック、生体認証、アプリ側のパスコードを組み合わせることで、「ラクだけど危なくない」状態に近づけます。
「銀行の設定は難しそう」と感じる人ほど、まずはスマホ本体の生体認証を確認し、その後にゆうちょ認証アプリの設定を見る流れがおすすめです。
一気に全部やろうとすると混乱しますが、順番を決めれば作業はかなりシンプルになります。
メールアドレスや端末登録を見直して認証トラブルを防ぐ
ゆうちょダイレクトが急に使いづらくなる原因の一つが、登録情報の古さです。たとえば、昔使っていたメールアドレスのままになっている、迷惑メール設定でワンタイムパスワードが届かない、機種変更後に認証アプリの登録をし直していない。このような状態だと、ログインや送金のたびに止まってしまいます。
特にメールワンタイムパスワードを使う場合、登録メールアドレスはとても重要です。
メールが届かなければ、正しいパスワードを知っていても先に進めません。また、スマホの迷惑メール設定によっては、銀行からのメールが自動で振り分けられることもあります。
メールが見つからないときは、受信箱だけでなく迷惑メールフォルダやプロモーション欄も確認しましょう。
見直すべき項目は、次の通りです。
・現在使っているメールアドレスが登録されているか
・迷惑メール設定で受信拒否になっていないか
・機種変更後に認証アプリを再登録したか
・SMSや電話番号の登録情報が古くないか
・家族名義の端末で操作していないか
こうした情報は、普段はあまり意識しません。
しかし、いざ送金したい場面で認証できないと、かなり焦ります。学校の支払い、家賃、家族への送金など、期限がある取引ならなおさらです。
面倒に感じる前に、年1回だけでも登録情報を見直しておくと、トラブルをかなり減らせます。
よく使う振込先を登録して毎回の入力を減らす
送金のたびに支店名、口座番号、受取人名、金額を入力するのは、かなり面倒です。
特にゆうちょ銀行同士の送金や、毎月同じ相手に振り込む支払いがある場合は、よく使う振込先を登録しておくと手間を減らせます。
毎回ゼロから入力するより、登録済みの振込先を選んで金額を確認するだけのほうが、入力ミスの不安も少なくなります。
たとえば、次のような支払いがある人は、振込先登録のメリットが大きいです。
| 振込の種類 | 登録しておくメリット |
|---|---|
| 家族への仕送り | 口座番号の入力ミスを防げる |
| 家賃や月謝 | 毎月の作業時間を短縮できる |
| 学校・習い事関連 | 期限前に落ち着いて送金できる |
| 個人事業の支払い | 取引先ごとに管理しやすい |
ただし、登録した振込先を使う場合でも、送金前の確認は省略しないようにしましょう。
特に金額や受取人名は、最後の画面で必ず見直すことが大切です。ラクにすることと、確認を雑にすることは別です。
「ゆうちょダイレクトは面倒」と感じる人の多くは、毎回同じ作業を繰り返して疲れています。
振込先登録は、その繰り返しを減らすための現実的な対策です。
最初に数分だけ設定すれば、次回以降の手間が減ります。よく使う相手が2〜3件あるなら、優先して登録しておきましょう。
ゆうちょダイレクトのメリットと使わない場合の選択肢
ゆうちょダイレクトは「めんどくさい」と感じる部分がある一方で、使い方が合う人にとってはかなり便利なサービスです。特に、ATMに行く時間を減らしたい人、残高をすぐ確認したい人、家族や取引先への送金がある人にはメリットがあります。
ただし、すべての人が無理に使いこなす必要はありません。
大切なのは、ゆうちょダイレクト・ゆうちょ通帳アプリ・ATM・窓口を、自分の生活に合わせて使い分けることです。
ATMに行かず残高確認や送金ができる
ゆうちょダイレクトの大きなメリットは、ATMに行かなくても残高確認や送金ができる点です。
たとえば、仕事帰りにATMへ寄る時間がない、子どもの用事で外出しづらい、雨の日にわざわざ郵便局まで行きたくない。こうした場面では、スマホやパソコンから手続きできるだけで負担が減ります。
特に残高確認は、家計管理との相性がよい機能です。通帳記帳をしなくても、入金や引き落としの状況を確認できるため、「給料が入ったか」「カード代が落ちたか」「学校関係の引き落としが済んだか」を早めに把握できます。家計簿アプリを使っていない人でも、ゆうちょダイレクトでこまめに見るだけで、お金の流れをつかみやすくなるでしょう。
一方で、送金は残高確認より認証手続きが多くなります。これは不正送金を防ぐために必要な仕組みです。
毎回面倒に感じる場合は、まず残高確認だけに使うのも十分現実的です。
| 使い方 | 向いている人 |
|---|---|
| 残高確認だけ使う | 家計管理をラクにしたい人 |
| 入出金明細を見る | 通帳記帳の回数を減らしたい人 |
| 送金まで使う | ATMへ行く時間を減らしたい人 |
| 定期的に確認する | 引き落とし忘れを防ぎたい人 |
最初から全部使おうとせず、「残高を見るための道具」と考えるだけでも、ゆうちょダイレクトの価値はあります。
窓口やATMよりも時間を選ばず使いやすい
ゆうちょダイレクトは、時間を選ばず使いやすい点も魅力です。
郵便局の窓口は営業時間が限られていますし、ATMも設置場所や時間帯によって使い勝手が変わります。
平日の日中に仕事や家事がある人にとって、わざわざ時間を合わせて出向くのは負担になりがちです。
その点、ゆうちょダイレクトなら自宅や外出先から操作できます。夜に家計を確認したいとき、朝の出勤前に振込予約をしたいとき、休日に入出金明細を見たいときにも使いやすいでしょう。
もちろん、メンテナンス時間や取扱時間の制限はありますが、窓口に並ぶ必要がないだけでもストレスは減ります。
たとえば、次のような人には相性がよいです。
・平日に郵便局へ行く時間がない
・ATMの行列を避けたい
・通帳記帳のためだけに外出したくない
・家事や育児の合間に確認したい
・急ぎではない送金を自宅で済ませたい
「めんどくさい」と感じる原因が設定や認証なら、最初だけ少し手間がかかります。
しかし、毎回の外出や待ち時間を減らせるなら、長い目で見ると便利さのほうが大きくなる場合もあります。1回あたりATMへ行く往復時間が15分だとして、月4回なら月60分です。年間では12時間になります。
設定に30分かかったとしても、使う頻度が高い人なら十分取り戻せる時間です。
スマホ操作が苦手なら無理に全機能を使わなくてもよい
ゆうちょダイレクトは便利ですが、スマホ操作が苦手な人が無理に全機能を使う必要はありません。
特に送金は、金額や口座番号を間違えないよう慎重に確認する必要があります。
操作中に焦ってしまう人、認証アプリの切り替えが苦手な人は、まず残高確認や明細確認だけに使う方法でも十分です。
銀行サービスで大切なのは「速さ」よりも「安全に使えること」です。たとえば、急ぎの振込をスマホで焦って操作するより、ATMや窓口で落ち着いて手続きしたほうが安心できる場合もあります。
無理にスマホだけで完結させようとすると、かえってストレスが増えてしまいます。
おすすめの使い分けは、次の通りです。
| 操作内容 | おすすめの方法 |
|---|---|
| 残高確認 | ゆうちょダイレクトまたは通帳アプリ |
| 入出金明細の確認 | スマホで確認 |
| 少額の定期送金 | 慣れたらゆうちょダイレクト |
| 高額の振込 | ATMや窓口で慎重に確認 |
| 初めての振込先 | 時間に余裕があるときに操作 |
「全部ネットでやらなければいけない」と考えると苦しくなります。
ゆうちょダイレクトは、あくまで選択肢の一つです。
自分にとって安心できる使い方を選べば問題ありません。
残高を見るだけ、明細を見るだけでも、郵便局へ行く回数は減らせます。
ゆうちょ通帳アプリやATMとの使い分けも現実的
ゆうちょ銀行には、ゆうちょダイレクト以外にも「ゆうちょ通帳アプリ」やATM、窓口があります。どれか一つに絞る必要はなく、目的に合わせて使い分けるのが現実的です。
特に「ゆうちょダイレクトはログインや認証が難しい」と感じる人は、まずゆうちょ通帳アプリで残高や明細を見る方法を検討するとよいでしょう。
ゆうちょ通帳アプリは、スマホで口座残高や入出金明細を確認しやすいサービスです。送金まで使う場合は追加設定が必要になることがありますが、残高確認を中心に使うなら、ゆうちょダイレクトより気軽に感じる人もいます。一方、ATMは現金の出し入れや通帳記帳に向いています。
窓口は、相続・名義変更・高額取引など、相談しながら進めたい手続きに向いています。
使い分けの目安は、次の通りです。
| 手段 | 向いていること |
|---|---|
| ゆうちょダイレクト | 送金、残高確認、明細確認 |
| ゆうちょ通帳アプリ | 残高確認、明細確認、通帳代わりの確認 |
| ATM | 現金の入出金、通帳記帳、簡単な振込 |
| 窓口 | 相談が必要な手続き、高額・複雑な取引 |
「ゆうちょダイレクトがめんどくさい」と感じたら、サービスそのものをやめる前に、役割を分けて考えるのがおすすめです。
残高確認はアプリ、送金はゆうちょダイレクト、現金はATMというように分担すれば、無理なく使えます。
大事なのは、便利な機能を自分の生活に合わせて取り入れることです。
ゆうちょダイレクトが向いている人・向いていない人
ゆうちょダイレクトは、誰にとっても同じように便利なサービスではありません。
生活スタイルや利用頻度によって、「設定の手間をかけても使う価値がある人」と「ATMや通帳アプリ中心で十分な人」に分かれます。
めんどくさいと感じたときは、サービス自体を否定するより、自分の使い方に合っているかを見直すことが大切です。
ここでは、向いている人・向いていない人の違いを具体的に整理します。
向いている人は送金や残高確認をよく使う人
ゆうちょダイレクトが向いているのは、月に数回以上、残高確認や送金をする人です。
たとえば、家族への仕送り、家賃の振込、学校や習い事の支払い、個人事業の入金確認などがある人は、ATMへ行く回数を減らせるメリットが大きくなります。
最初の設定は少し面倒でも、繰り返し使うほど便利さを感じやすいでしょう。
特に、ATMに行くために往復15分かかる人なら、月4回の利用で1時間、年間では12時間の移動時間を減らせます。
もちろん認証操作に数分かかることはありますが、外出や待ち時間を考えると、生活全体の負担は下がりやすくなります。
向いている人の特徴をまとめると、次の通りです。
| 特徴 | ゆうちょダイレクトを使うメリット |
|---|---|
| 月に数回送金する | ATMに行く回数を減らせる |
| 残高をよく確認する | 家計管理がしやすくなる |
| 平日に郵便局へ行きにくい | 自宅で手続きしやすい |
| 同じ相手に振り込む | 振込先登録で時短できる |
「設定が面倒だから使わない」と決める前に、1か月で何回ゆうちょ口座を確認しているか数えてみてください。
3回以上使っているなら、ゆうちょダイレクトを整える価値は十分あります。
向いていない人は年に数回しか使わない人
反対に、ゆうちょダイレクトがあまり向いていないのは、年に数回しかゆうちょ口座を使わない人です。
たとえば、通帳記帳を半年に1回する程度、送金はほとんどしない、給与や年金の受け取り確認だけできればよいという人なら、初期設定や認証アプリの管理を負担に感じやすくなります。
ネットバンキングは、使わない期間が長いほどログイン情報を忘れやすいです。
久しぶりに使おうとしたときに、お客さま番号が分からない、パスワードが違う、メールアドレスが古い、認証アプリを機種変更後に入れ直していない。
こうしたトラブルが重なると、「やっぱりめんどくさい」と感じてしまいます。
利用頻度が低い人は、次のような使い方でも十分です。
・残高確認は通帳記帳や通帳アプリで済ませる
・送金はATMや窓口で行う
・高額取引は窓口で確認しながら進める
・ネット設定は必要になったタイミングで見直す
大切なのは、便利そうだからといって無理に使わないことです。
年に1〜2回しか使わないサービスのために、パスワード管理や認証アプリの設定で疲れてしまうなら、ATM中心の運用でも問題ありません。
自分の利用頻度に合った方法を選ぶほうが、結果的にストレスを減らせます。
家族の口座管理や定期的な振込がある人は使う価値が高い
家族の生活費管理や定期的な振込がある人は、ゆうちょダイレクトを使う価値が高くなります。たとえば、子どもの進学費用、親への仕送り、夫婦間の生活費移動、習い事や家賃の支払いなど、毎月または数か月に一度の送金がある場合です。
こうした支払いは、一度や二度ではなく継続して発生するため、ネットで確認・送金できる環境があると便利です。
特に家族のお金を管理している人は、「今いくら入っているか」「引き落としに足りるか」「振込を忘れていないか」を早めに確認できることが安心につながります。ATMや通帳記帳だけに頼ると、確認が後回しになりやすく、残高不足に気づくのが遅れることもあります。
次のようなケースでは、ゆうちょダイレクトの活用を検討しやすいでしょう。
| ケース | 便利になる理由 |
|---|---|
| 子どもの学校費用 | 入金や引き落としを確認しやすい |
| 親への仕送り | 自宅から送金できる |
| 家賃や月謝 | 振込先登録で作業を減らせる |
| 夫婦間の口座移動 | ATMに行く手間を減らせる |
もちろん、家族名義の口座を勝手に操作することはできません。本人名義の口座を本人が管理することが基本です。
そのうえで、自分の口座から家族へ送金する、自分の生活費口座を確認する、といった使い方なら、日々の管理はかなりラクになります。
面倒さを減らすには最初の設定だけ済ませるのが近道
ゆうちょダイレクトの面倒さを減らす近道は、最初の設定を一度きちんと済ませることです。
お客さま番号、ログイン方法、認証アプリ、登録メールアドレス、振込先登録。このあたりが整っていないと、使うたびに小さなつまずきが起こります。
逆に、一度設定して流れを覚えてしまえば、毎回の負担はかなり下がります。
おすすめは、時間に余裕がある日に次の順番で見直すことです。
- お客さま番号を確認する
- 登録メールアドレスを確認する
- ゆうちょ認証アプリを設定する
- 生体認証やパスコードを設定する
- よく使う振込先を登録する
- 少額で操作の流れを確認する
ここで重要なのは、急ぎの振込当日に設定しないことです。期限が迫っている状態で初期設定を始めると、メールが届かない、認証が進まない、パスワードが分からないなどの小さな問題でも焦ってしまいます。
落ち着いている日に試しておくほうが安全です。
「めんどくさいから後回し」にすると、必要な日にもっと面倒になります。
反対に、最初だけ整えておけば、次からはATMへ行くかどうかを選べるようになります。
ゆうちょダイレクトは、完璧に使いこなすものではなく、自分の手間を減らすために整える道具と考えると取り入れやすくなります。
まとめ
ゆうちょダイレクトが「めんどくさい」と感じる原因は、ログイン時のお客さま番号やパスワード入力、ゆうちょ認証アプリとの連携、送金時の確認手続きなどが重なるためです。
ただ、その多くは不正ログインや不正送金を防ぐための安全対策でもあります。
面倒さを減らすには、ゆうちょ認証アプリの設定、登録メールアドレスの確認、生体認証や6桁パスコードの活用、よく使う振込先の登録が効果的です。
月に数回以上、残高確認や送金をする人なら、最初の設定を済ませる価値は十分あります。
一方で、年に数回しか使わない人やスマホ操作が苦手な人は、無理に全機能を使う必要はありません。
残高確認はゆうちょ通帳アプリ、現金の出し入れはATM、相談が必要な手続きは窓口というように使い分ければ大丈夫です。
大切なのは「全部ネットでやる」ことではなく、自分にとって安心で続けやすい方法を選ぶことです。
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