スマホ水没「普通に使える」は危険?後から壊れる理由と対処法

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スマホが水没した。。。

スマホを水に落としてしまったけれど、「今のところ普通に使えてるし、問題ないかな」と思っていませんか?実はその“普通に使える状態”こそが、一番見落とされがちなリスクです。水没後すぐに不具合が出なくても、内部では腐食やサビが進行し、数日後に突然壊れてしまうケースが後を絶ちません。

この記事では、水没後にスマホが正常に動いている場合でも油断できない理由や、今すぐやるべき正しい対処法、そして「壊れてからでは遅い」修理費の実例などをわかりやすく解説しています。また、万が一の修理費をカバーするモバイル保険についても詳しくご紹介しています。

スマホの“もしも”に備えたい方は、ぜひ最後までお読みください。

この記事でわかること

  • 水没後にスマホが普通に使えるのは本当に安全か
  • 正しい初期対応と、やってはいけないNG行動
  • 水没による故障事例と修理費のリアルな相場
  • モバイル保険で修理費をカバーする方法
  • 水没後でもモバイル保険に入れる条件と注意点
目次

スマホが水没しても普通に使える?実は危険な理由

「スマホを水に落としたけど、普通に動くから大丈夫だろう」──こう思ってそのまま使い続けていませんか?実は、これが一番危険な状態かもしれません。水没直後は正常に動作していても、内部にはすでに深刻なダメージが進行している可能性があります。ここでは「水没しても使える状態」がなぜ危険なのか、知っておくべきポイントを解説します。

一時的に動くのはよくあること

水没してすぐにスマホの電源を入れたら、特に問題なく使えた──これはよくあるケースです。しかし、これは「たまたま内部の基板に異常が出ていない」だけの状態。スマホの内部には無数の電子回路が張り巡らされており、水が少しでも入り込めば、目に見えない箇所でダメージが進行します。

特に注意したいのが遅延トラブル。水に含まれるミネラルや不純物が時間の経過とともに金属を腐食させ、数日後、突然起動しなくなったり、タッチ操作が効かなくなったりします。

内部の腐食・サビのリスク

スマホは非常に精密な電子機器です。水分が内部に残ったまま使用を続けると、以下のようなトラブルの原因になります:

  • 基板やICチップの腐食
  • バッテリー接点のショート
  • サビによる部品接続不良

特に恐ろしいのが「見えない腐食」です。外からは確認できないため、本人も気づかないまま症状が悪化していきます。最悪の場合、完全に起動不能となり、データ復旧も不可能になることもあります。

数日〜数週間後に不具合が出ることも

実際に多いのが、「水没してから3日後に画面が真っ暗になった」「1週間後に音が出なくなった」といった事例。水没による内部腐食は徐々に進行するため、タイムラグが生まれるのです。

つまり「今、使えている=壊れていない」とは限りません。油断せず、今後のリスクを正しく理解した上で、適切な対応と備えが必要です。

スマホが水没後「普通に使えるとき」にやるべきこと

スマホを水に落としてしまった直後、「とりあえず使えてるし大丈夫かな…」と、そのまま使い続けるのは非常に危険です。実際には、正常に見えても内部でダメージが進行している可能性があります。ここでは、水没直後に取るべき正しい対応と、やってはいけないNG行動について具体的に解説します。

まずやるべき初期対応(電源、乾燥、SIMカードの取り外し)

水没後に最初にやるべき行動は、以下の3点です:

  1. 電源をすぐに切る(または入れない)
     → 通電によりショートのリスクがあるため、電源を入れっぱなしにするのはNGです。
  2. ケース・アクセサリ類を外し、水気を拭き取る
     → 水分が閉じ込められることで、乾燥が遅れる原因になります。
  3. SIMカードやSDカードを取り出す
     → データカードは水に弱く、腐食することで読み取れなくなるリスクがあります。

その後、スマホ本体は風通しの良い場所で最低でも24〜48時間は自然乾燥させましょう。無理に温風を当てると、かえって内部の湿気が広がってしまうこともあります。

動作確認すべき項目リスト

乾燥後、スマホを再び使う前に、以下の点をチェックしてみましょう。

  • タッチパネルの反応に異常がないか
  • 電源のオンオフがスムーズか
  • 充電の反応が正常か
  • スピーカー・マイクの音がクリアに出るか
  • カメラ機能(前後とも)に曇りがないか
  • BluetoothやWi-Fiの接続状況

これらのうち、1つでもおかしい点がある場合は、内部にダメージがあるサインです。早めにバックアップを取り、修理か保険の対応を検討しましょう。

絶対にやってはいけないNG行動

水没後、焦って間違った対応をしてしまうと、かえって症状を悪化させてしまうことがあります。以下のNG行動は避けましょう。

NG行動理由
電源をすぐに入れる内部に水分が残っているとショートする恐れがある
ドライヤーの温風を当てる高温で内部パーツが変形するリスク
充電器を接続する電気を通すことでトラブルを誘発
シェイクして水を出そうとする水がより内部に入り込むことがある
放置して完全乾燥を期待表面は乾いても内部に水分が残っていることが多い

「とりあえず使えてるし大丈夫」という油断が、のちのち大きな損失につながります。万が一に備えて、早めの対応・予防策が大切です。

水没後のスマホに潜むトラブル事例と修理費用の実例

「水没後もしばらく普通に使えていたのに、急に不具合が出た…」というケースは少なくありません。スマホ内部で静かに進行する腐食やサビは、ある日突然、深刻なトラブルとして表面化します。このセクションでは、水没による代表的な故障事例と、それにかかる修理費用の目安を紹介します。

突然電源が入らなくなった

水没トラブルでもっとも多いのが、突然スマホが起動しなくなる症状です。

  • 例:水没から5日後、急に電源が入らなくなった
  • 原因:基板の腐食・ショート
  • 結果:データの取り出しもできなくなった

この場合、Appleの正規サービスプロバイダでの修理は難しく、本体交換になることも多いです。特に、水没はAppleCare+の対象外になることが多いため、自費での本体交換が必要になるケースもあります。

画面がブラックアウト・タッチ不良

水没後によくあるのが、「画面が真っ暗で映らない」「タッチしても反応しない」といった不具合です。

症状想定される原因修理費の目安(iPhoneの場合)
ブラックアウトディスプレイ裏の腐食15,000円〜30,000円
タッチ不良デジタイザーの損傷10,000円〜25,000円

一見して正常に見えていても、数日後にこういった不具合が現れるのは珍しくありません。画面が映らなくなると、内部のデータにアクセスできなくなり、大きなストレスになります。

修理費用の相場と修理可否(正規・非正規の違い)

スマホの水没修理には、正規店・非正規修理店・町のスマホ修理店など複数の選択肢がありますが、それぞれの対応は大きく異なります。

修理方法対応内容費用相場特徴
Apple正規(保証外)本体交換約50,000〜80,000円高額・新品同等になるが高コスト
非正規修理店部品単位の修理約8,000〜30,000円費用は抑えられるが保証対象外になる可能性あり
自分で修理(DIY)自己責任数千円〜成功率は低く、リスクが高い

「費用を抑えたい」と非正規修理を選ぶ人も多いですが、修理後にAppleのサポート対象外になるリスクがある点には注意が必要です。

水没後でも加入できる?モバイル保険で安心を得る方法

「もし今後スマホが故障しても、修理代がかからなければ安心なのに…」
そんな不安を解消してくれるのが、モバイル保険の存在です。特に水没後でも症状が出ていないうちに保険へ加入することで、“念のため”の備えとして非常に大きな安心感が得られます。ここでは、モバイル保険の基本情報や補償内容、注意点まで詳しく解説します。

モバイル保険とは?基本概要

モバイル保険は、スマートフォンやタブレット、PCなどのモバイル端末を対象にした民間の端末修理補償サービスです。

  • 月額:700円(税込)程度
  • 補償金額:年間最大10万円まで補償
  • 対象端末:スマホ、タブレット、PC、Wi-Fiルーターなど
  • 修理費用の実費を全額補償(上限あり)

特にAppleCareのように端末ごとの制限がなく、複数端末を同時に補償できる点が特徴です。最大3台まで登録可能なので、スマホだけでなく、タブレットや家族の端末もまとめてカバーできます。

水没後でも加入できるのか?

結論から言えば、スマホが正常に動作している状態であれば、水没後でも加入は可能です。モバイル保険の加入条件には、以下のような基準があります:

  • 正常に動作していること(目立つ破損・不具合がない)
  • 登録する端末の購入履歴やIMEI番号が確認できること
  • 動作確認が取れる写真を提出するケースもあり

つまり、「水没したが、今は普通に使えている」状態であれば、まだ加入できる可能性が高いということです。ただし、加入後に故障が起きた場合、「水没による事前の損傷が原因」と判断されると補償対象外になることもあるため、加入はできるだけ早く行うのが理想です。

実際の補償内容と月額コスト

モバイル保険は、以下のような内容で構成されています:

項目内容
月額費用700円(税込)
年間補償額最大10万円(主端末)+30,000円(副端末×2台)
補償対象落下・破損・水没・自然故障など
修理不能の場合端末交換費用として補填(条件あり)
保険金請求回数回数制限なし(補償額の範囲内)

たとえば、iPhoneの画面修理で25,000円かかった場合も、実質自己負担0円で済むケースが多く、経済的なリスクを大幅に下げることができます。

どんな人におすすめか(今回のようなケース)

モバイル保険は、以下のような方に特におすすめです。

  • 水没経験があるが、スマホは今のところ問題なく使えている方
  • 修理費用が高額になるiPhoneやハイエンドAndroid端末を使っている方
  • 子どもや高齢者にもスマホを持たせている家庭
  • キャリア保証を外してSIMフリー端末を使っているユーザー

特に今回のように「水没したけど普通に使えている」というケースでは、**不意のトラブルに備える“最後のチャンス”**とも言えます。
今のうちにモバイル保険に入っておくことで、数日〜数週間後に起きるかもしれない故障にも安心して対応できるでしょう。

まとめ

スマホが水没したのに普通に使えている──これは一見ラッキーなようでいて、実はとても危険な状態です。内部ではすでに腐食が進んでいたり、目に見えない不具合の前兆が隠れていたりすることも少なくありません。数日〜数週間後に突然の故障が起きるケースも多く、気づいたときには手遅れになることもあります。

この記事では、水没後の正しい対応方法や、よくあるトラブル事例、修理費用の実態、そして万が一に備える手段としてのモバイル保険について詳しく解説しました。

特にモバイル保険は、水没後でもスマホが正常に動いていれば加入可能な貴重なサービスです。今後、万が一の故障や修理に数万円かかるリスクを考えれば、月額700円程度で安心を手に入れられるのは非常に実用的だと言えるでしょう。

「今は大丈夫」でも、いつ壊れてもおかしくないのが水没後のスマホです。この記事を読んで少しでも不安を感じた方は、ぜひ早めのバックアップとモバイル保険への加入を検討してみてください

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この記事を書いた人

恋愛やスピリチュアルを通して、心の悩みを軽くし前向きに生きるヒントを届けるブログ。占いや心理テストも掲載中。

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