MBTI×職場相性｜仕事でぶつかる理由はMBTIにあった？全組み合わせで相性解説

2025年12月7日

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職場の人と相性が知りたい

職場の人間関係、なんだかうまくいかない…。
相手に悪気はないとわかっていても、考え方や仕事の進め方が合わずにモヤモヤすること、ありませんか？

そんな時に役立つのが、性格タイプ診断「MBTI」です。
MBTIを使えば、自分と相手の考え方の違いや、仕事における相性が明確になります。
特に、16タイプそれぞれの「相性の組み合わせ」を知っておくことで、関係が劇的にラクになることも。

この記事では、MBTI全16タイプの仕事相性を一覧で整理し、組み合わせごとの特徴や注意点、対処法まで詳しく解説します。

「合わない理由」がわかれば、「どう付き合えばいいか」も見えてきます。
人間関係のストレスを減らし、チームワークを高めたい方は、ぜひチェックしてみてください。

この記事でわかること

MBTI全16タイプの仕事における相性早見表（◎○△×で一覧化）
タイプ別に相性が良い組み合わせとその理由
衝突しやすいタイプとの対処法と関わり方のヒント
MBTIを仕事に活かすための考え方と使い方のコツ

MBTIとは？仕事で使える理由

MBTIの簡単な説明

MBTI（エムビーティーアイ）とは、心理学者ユングの理論をもとに開発された「性格タイプ診断ツール」です。人の思考・判断・行動のパターンをもとに、16タイプに分類します。MBTIの最大の特徴は、良し悪しではなく「違い」を知るためのツールである点です。自分がどういう特性を持ち、他人とどう違うのかを客観的に把握できます。これにより、自己理解や他者理解に役立ち、特にチームワークや人間関係の改善に有効です。

MBTIは次の4つの指標の組み合わせで構成されています：

指標	説明（どちらに当てはまるか）
外向／内向（E/I）	他人との関わりからエネルギーを得るか、自分の内面から得るか
感覚／直感（S/N）	事実重視か、アイデアや可能性重視か
思考／感情（T/F）	論理で判断するか、気持ち・価値観で判断するか
判断／知覚（J/P）	計画的に進めたいか、柔軟に対応したいか

たとえば「INFJ」であれば「内向・直感・感情・判断型」という意味になります。

仕事にMBTIを活用するメリット

MBTIを仕事に取り入れることで、次のようなメリットがあります。

✅ チームメンバーの個性を理解しやすくなる
✅ 業務の分担や役割設定がスムーズになる
✅ ストレスの原因や誤解を未然に防げる

たとえば、細かいタスク管理が得意な「ISTJタイプ」と、柔軟な発想が得意な「ENFPタイプ」では、仕事の進め方が真逆です。しかし、互いの特性を理解すれば「相互補完」が可能になります。

また、MBTIは採用面接や人材育成にも使われる場面が増えてきました。性格的な適性や傾向を知ることで、ミスマッチを防ぐ手段としても有効です。

各タイプの働き方の特徴（簡易サマリー）

以下は、MBTI16タイプの仕事におけるざっくりとした特徴です。

タイプ	特徴的な働き方
ISTJ	責任感が強く、ルールを重視する実務型
ISFJ	思いやりがあり、支援役に向いている
INFJ	ビジョン重視で、物事を深く考える調和型
INTJ	独立心が強く、戦略的に動く思考型
ISTP	実践派で、問題解決に強い
ISFP	控えめながら感性豊かで丁寧
INFP	理想主義者で、内なる価値観を大切にする
INTP	分析力に優れ、理論的思考が得意
ESTP	行動力があり、即断即決できる実行型
ESFP	明るく柔軟、現場を盛り上げる潤滑油タイプ
ENFP	アイデア豊富で、人を巻き込むのが得意
ENTP	議論好きで、新しい挑戦を楽しむ変革型
ESTJ	組織運営が得意で、ルールを徹底できる
ESFJ	協調性が高く、チームをまとめる力あり
ENFJ	共感力とリーダーシップを併せ持つ支援型
ENTJ	指導力があり、効率化を追求する戦略家

これらのタイプを知ることで、チーム内の「なぜうまくいかないか」が明確になることもあります。

MBTIは職場の人間関係の地図になる

MBTIを使うことで、職場でのストレスを軽減し、チームの生産性を高めることができます。重要なのは「相性が良い＝仲良し」ではなく、「タイプの違いを活かす」こと。自分とは正反対のタイプでも、業務上補完関係になれば、非常に強力なチームになります。

例えば、「INFJ（理想を語るビジョナリー）」と「ESTP（即行動のリアリスト）」は考え方は真逆です。しかし、INFJのビジョンをESTPがすぐに形にしてくれることで、スピード感と深さのバランスが取れた成果が生まれます。

MBTIを活用すると、こうした「相手の見方・感じ方・行動の理由」を冷静に捉えることができます。相性の良し悪しに一喜一憂するのではなく、「違いを認めて活かす」というスタンスが、ストレスの少ない人間関係につながるのです。

MBTIタイプ別の仕事相性一覧表（全16タイプ×16）

相性の良い／悪いを◎○△×で表示した表

MBTIの全16タイプの組み合わせから、職場での相性を「◎（非常に良い）」「○（良い）」「△（やや難しい）」「×（衝突しやすい）」で一覧化した表を作成しました。これはあくまで「仕事上での協働のしやすさ」を基準に分類しています。

	ISTJ	ISFJ	INFJ	INTJ	ISTP	ISFP	INFP	INTP	ESTP	ESFP	ENFP	ENTP	ESTJ	ESFJ	ENFJ	ENTJ
ISTJ	◎	○	△	△	◎	○	△	○	○	○	△	△	◎	◎	△	△
ISFJ	○	◎	○	△	○	◎	○	△	○	◎	△	△	◎	◎	○	△
INFJ	△	○	◎	◎	△	○	◎	◎	△	△	○	○	△	○	◎	◎
INTJ	△	△	◎	◎	○	△	◎	◎	△	△	○	◎	△	△	◎	◎
ISTP	◎	○	△	○	◎	○	△	○	◎	○	△	○	◎	○	△	△
ISFP	○	◎	○	△	○	◎	○	△	○	◎	△	△	○	◎	○	△
INFP	△	○	◎	◎	△	○	◎	◎	△	△	◎	◎	△	○	◎	◎
INTP	○	△	◎	◎	○	△	◎	◎	○	△	◎	◎	△	△	◎	◎
ESTP	○	○	△	△	◎	○	△	○	◎	◎	○	○	◎	○	△	△
ESFP	○	◎	△	△	○	◎	△	△	◎	◎	○	△	◎	◎	○	△
ENFP	△	△	○	○	△	△	◎	◎	○	○	◎	◎	△	○	◎	◎
ENTP	△	△	○	◎	○	△	◎	◎	○	△	◎	◎	△	△	◎	◎
ESTJ	◎	◎	△	△	◎	○	△	△	◎	◎	△	△	◎	◎	△	△
ESFJ	◎	◎	○	△	○	◎	○	△	○	◎	○	△	◎	◎	○	△
ENFJ	△	○	◎	◎	△	○	◎	◎	△	○	◎	◎	△	○	◎	◎
ENTJ	△	△	◎	◎	△	△	◎	◎	△	△	◎	◎	△	△	◎	◎

※目安の見方
◎：考え方が補完し合える／スムーズな協力関係を築きやすい
○：お互いに理解しやすい／調和的な関係になりやすい
△：ズレや誤解が生じやすいが、努力次第で良好になる
×：価値観や進め方が大きく異なり、衝突する可能性あり

読み解き方のポイント

この表の読み方は、自分のMBTIタイプの行（横列）と、相手のタイプの列（縦列）をクロスさせるだけ。たとえば、自分が「INFJ」で相手が「ENTP」であれば、「○（良好な関係）」です。

ただし、これはあくまで性格傾向の相性であり、個々の経験・価値観・スキルなどにより変わることもあります。相性が「×」でも必ずしもうまくいかないわけではありません。

特にビジネスの現場では、次の3点に注意しましょう：

自分のタイプに固執しすぎない
相手の違いを受け入れる柔軟性を持つ
MBTIはあくまで“関係性をよくするための地図”として使う

相性に一喜一憂しないために知っておくべきこと

MBTIの相性表を見て「この人とは合わないのか…」と不安になる必要はありません。むしろ、「違う」ことこそが、チームを強くするポイントです。

たとえば、INFJのようにアイデアや人の感情に敏感なタイプは、現実的な行動派であるESTJやESTPとは対立しやすい面があります。しかし、INFJの直感とESTJの現実的判断力が合わされば、戦略的かつ実行力のある行動が可能になります。

重要なのは「合う／合わない」で終わるのではなく、

「どこが違うのか？」
「どうすれば補い合えるのか？」

を考える姿勢です。MBTIを活用すれば、これまで「苦手」と感じていた相手のことも「なるほど、そういう考え方だったのか」と受け入れやすくなるはずです。

MBTIタイプ別｜職場で相性が良いタイプの特徴と理由

INFJと相性が良いタイプの特徴

INFJは「理想主義」「ビジョン志向」「共感力の高さ」が特徴のタイプです。人間関係において深い信頼を求め、仕事では目的や意味を重視します。そのため、同じく価値観や理想を共有できるタイプと好相性です。

INFJと相性が良いとされるタイプは以下の通り：

ENFP（情熱的なアイデアマン）
価値観を共有しながら、INFJのビジョンを明るく広げてくれる存在です。感情への配慮も共通しており、信頼関係が築きやすい。
INFP（深い共感を持つ理想家）
内面的な価値観が似ており、静かな理解と安心感を感じられます。言葉を多く交わさなくても感覚的に通じ合うことが可能。
ENTP（柔軟で論理的な発想家）
視野を広げてくれる存在。INFJの構想に新しい視点を加えてくれ、知的な刺激が得られる関係です。

INFJにとって大切なのは「意味ある仕事」「お互いを尊重し合える対話」。これらを満たしてくれる相手とは、性格が異なっても良好な関係を築けます。

ESTPと相性が良いタイプの特徴

ESTPは「行動力」「現場重視」「臨機応変さ」が持ち味のタイプです。感覚で物事を捉え、スピード感のある実行を得意とします。そのため、細かい計画より「やってみよう精神」を理解してくれるタイプとの相性が良好です。

ESTPと仕事で相性が良いタイプは以下の通り：

ISTP（分析力のある実践者）
お互いに余計な感情を持ち込まず、目的重視で動けるため無駄がなく効率的。ペース感覚も似ており、衝突が起きにくい。
ESFP（明るく共感的な行動派）
社交性とスピードを両立できる組み合わせ。互いに話が早く、行動で答えを出すタイプなので、ストレスなく協働できる。
ENTP（アイデアを形にする起業家型）
ESTPの行動力にENTPの企画力が加わることで、実現力の高いペアに。どちらもフットワークが軽く、刺激し合える関係。

ESTPにとって大事なのは「結果重視」「論より行動」。計画に縛られるよりも、柔軟性とスピードを理解してくれる相手がいることで、最大限の力を発揮できます。

INTJと相性が良いタイプの特徴

INTJは「戦略家」「目標達成志向」「論理的思考」が強みのタイプです。効率と成果を追求する姿勢を持ち、感情よりもロジックを優先します。自身のビジョンを理解し、無駄なやりとりを避けられるタイプとは非常に相性が良いです。

INTJと仕事で相性が良いタイプ：

ENTP（戦略×柔軟性のコンビ）
INTJの論理的思考を刺激し、斬新なアイデアを投げてくれる存在。討論を恐れないため、建設的な関係が築けます。
INTP（理論構築型の論理派）
互いに深い思考を好み、無駄な雑談が不要な関係。理解には時間がかかるが、知的な信頼が生まれれば長期的な協力関係に。
INFJ（価値志向のパートナー）
感情よりも理念や目的を重視する共通点があるため、方向性の一致を感じやすい。INFJの人間的なバランス感覚がINTJを支えることも。

INTJは「無駄な会話や感情的なやりとり」を敬遠する傾向があるため、論理を共有できる相手とは非常にスムーズに協働できます。理想と戦略のバランスが取れた相手がベストパートナーです。

MBTIタイプ別｜職場でぶつかりやすい相性と対処法

INFJが苦手と感じやすい相手と対処法

INFJは深い思索と共感力を持ち、内面重視の傾向があります。そのため、「表面的」「合理主義すぎる」「感情への配慮がない」と感じる相手とは摩擦が生じやすいです。

特にぶつかりやすいタイプ：

ESTJ（結果・効率重視のリーダー）
言葉がストレートで、結果を急ぎすぎる傾向あり。INFJの丁寧なプロセスや思慮深さが「非効率」と見なされやすい。
ESTP（直感で即行動型）
考えるより行動を重視するESTPにとって、INFJの慎重さやビジョン重視は回りくどく感じられる。逆もまた然り。
ENTJ（戦略重視の実行者）
論理や目標に強くこだわるため、感情や人間関係の機微を見落とすことがあり、INFJが傷つく場面も。

対処法のポイント：

INFJが意識すべきこと	相手に伝えるべきこと
感情を飲み込まず、言語化して伝える	自分の配慮が見えづらいことがある
論理や事実を尊重する姿勢も見せる	感情的ではなく「視点の違い」として話す
相手のスピード感に焦らず、立ち位置を明確にする	結果よりプロセスも大切にしていること

感情と理論のバランスをとる意識があると、INFJとぶつかりやすい相手とも建設的な関係を築けます。

ESTJがストレスを感じやすい相手と対処法

ESTJは「現実主義」「実行力」「管理能力」に長けたタイプです。論理と行動を重視し、物事をスピーディーに進めたい傾向があります。感情や抽象的な話に偏りがちな相手に対して、イライラを感じやすいことがあります。

特にぶつかりやすいタイプ：

INFP（感情と価値観重視型）
共感力が高い一方、具体性やスピード感に欠ける場面が多く、ESTJから見ると「非現実的」「煮え切らない」と映る。
INFJ（ビジョン重視型）
理想や未来の話を好む傾向があり、現実重視のESTJとはペースが合わないことも。
ENFP（感情豊かなアイデアマン）
自由さと柔軟性を重視するENFPに対し、ESTJは「優先順位がない」と感じてしまうことがある。

対処法のポイント：

ESTJが意識すべきこと	相手に伝えるべきこと
感情の背景を理解する努力をする	自分のペースに巻き込みすぎていないか
柔軟性を持った対応を意識する	「論理的」であることを押し付けすぎない
相手の意図を一度聞き切る	結論を急がず、共通目的を確認する

ESTJにとって「共感」や「配慮」は遠回りに感じるかもしれませんが、それが信頼を築く大きな要素になります。

INTPが誤解されやすい相手と対処法

INTPは「分析力」「独創性」「深い思考」が特徴で、他人との距離を一定に保つ傾向があります。感情的な表現が少ないため、相手に冷たい・わかりづらいと誤解されることも。

特に摩擦が起きやすいタイプ：

ESFJ（感情と調和を大切にする）
関係性を重視するESFJにとって、INTPの合理的な態度や無関心さは「冷たい」「興味がない」と映る。
ENFJ（支え合いを重視する調整型）
相手の感情に寄り添いたいENFJにとって、INTPの無表情・無関心な態度は不安の原因になる。
ISFJ（責任感あるサポーター）
細やかな配慮を重視するISFJと、理屈で進めたいINTPの間では、優先順位やプロセスの違いが摩擦を生む。

対処法のポイント：

INTPが意識すべきこと	相手に伝えるべきこと
感情のやりとりも仕事の一部と認識する	理解していないわけではないこと
時には共感的な言葉を挟む	自分の考えを分かりやすく説明する
反応の薄さが相手に不安を与えることを理解する	無視ではなく“内面で考えている”こと

「誤解されないように少しの歩み寄りをする」だけで、INTPは多くのタイプと良好な関係を築けます。

MBTIを活用して職場の人間関係をラクにするコツ

相性だけに頼らず「コミュニケーションの癖」に注目する

MBTIで相性をチェックするのは有効な手段ですが、相性だけで判断するのは危険です。実際の職場では、性格の違い以上に「コミュニケーションの癖」が摩擦の原因になっていることが多くあります。

例えば、内向型（I）は考えをまとめてから話したいのに対し、外向型（E）は話しながら考えを整理するタイプ。そのため、会話のテンポが合わず「話が通じない」と感じる場面が生まれます。

このような“癖の違い”をMBTIで知っておけば、以下のような理解が得られます：

「沈黙＝無関心」ではない
「すぐに返事がない」のは熟考しているから
「話が飛ぶ」のは直感型（N）によくある発想法

性格ではなく「行動パターン」として観察する視点を持つと、人間関係のストレスはぐっと減ります。

自分のタイプの強み・弱みを知っておく

MBTIを使う最大のメリットは、自分自身の性格傾向を客観的に理解できることです。職場での対人関係においても、自分の思考・判断・行動の傾向を把握することで、対応力が格段に上がります。

例えば、以下のような「強みと弱み」を知っておくことで行動のバランスが取れます：

タイプ	強み	弱み
ISTJ	論理的・責任感が強い	柔軟性に欠けることがある
ENFP	発想力が豊か・人に優しい	飽きっぽくなりがち
INTJ	戦略的・分析力が高い	感情表現が苦手
ISFJ	サポート力・誠実	自己主張が苦手